【FUTURE】フェス初心者がゆく、ライトな荷物で楽しめる「taicoclub」の楽しみ方

こんにちは!今年度からvordermagazineで記事を書かせていただいております、デジタルベジタル(@digitalvegital)です!待ってましたと言わんばかりの快晴が続いた5/27~28の二日間。長野県木曽郡木祖村こだまの森キャンプ場で開催されているtaicoclubへ参加してきました!僕たちは今回が初参加ということで、会場の様子はもちろん前日の荷造りから、交通手段など「来年は参加してみようかな?」と思っている人へ向けたレポートができればと思います!

まずはじめに、taicoclubとはどのようなイベントなのか?

二日間で開催されるオールナイト野外音楽フェスです。映画「モテキ」のフェスシーンはこのイベントで撮影されたものらしい・・・!つまり雰囲気がめちゃくちゃ良い・・・!出演者は海外で活躍しているダンスミュージックやエレクトロニカ系のアーティストが中心。夜はクラブのように照明やVJがビカビカに、お外でクラブ感覚を楽しめるイベントになっているとのこと。今年のラインナップは、bibiobattlesACID ARABNONOTAK水曜日のカンパネラ相対性理論MOTOR CITY DRUM ENSEMBLECLAMMBON・・・筆者はbibio大好きなので、テンアゲなラインナップ!!

果たしてどんな音楽体験が僕らを待ち受けているのでしょうか・・・

ちなみに、筆者はフェス初心者です。一日だけのフェスとはいえ、休息が取れる場所は確保しておきたいところ・・・快適なフェスライフを目指すために、まずは寝床!ということでAmazonでテントをポチり。今はすごいです。8000円で立派なテントが買えてしまうのですから。今回購入したのはnaturehikeという中国のアウトドアブランドが販売する2人用テント。設営も簡単ですが。何より軽い。この価格で総重量が4kgを切っている・・・!普段使いのバックパックにも収まるサイズなので、一泊二日のタイコクラブには持ってこいです。そして、快適な寝床に欠かせないもの。そう、マットです。マットにも色々な種類がありますが、今回は初めてということで、コストパフォーマンス重視のブランド、キャプテンスタッグが販売している、EVAフォームマットを購入。寝袋は以前から使用していたコールマンのものを
 
これでとりあえずは快適に過ごせるはず!待ってろtaicoclub!

荷物は揃った!足はどうする??

タイコ会場は長野県は木曽郡木祖村 こだまの森キャンプ場・・・どこや・・・どうやっていくんや・・・と思ってホームページを覗いてみると、公式バスツアーがあるではないですか!!車を持っているわけでもなかったのでこちらを予約。往復10000円程度でテントチケットも一緒に購入しました。よし!足もそろったぞ!あとは明日早起きするだけ!そして当日、8:30頃にツアー集合場所の東京駅に到着、まだそれほど人も集まっておらず、バスにはスムーズに乗車できました。補助席になる可能性もありますとホームページには案内がありましたので、どうなることやらとヒヤヒヤしていましたが、ここは安心。それから間もなく、バスは東京駅を出発。長野県へと向かいます。渋滞でかなり時間がかかりましたが、途中2回ほどの休憩を挟み、ようやくこだまの森に到着しました。

会場へ向かうと、入場ゲート前にはすでに行列が・・・!まずはチケットとリストバンドを交換しましょう!リストバンドをつけるとフェスに来た感じがグッと高まりますね!次はテント券をもらいます!これがないとテントが張れません!そして最後の難関、手荷物チェックへ・・・会場スタッフが荷物の隅々までチェック!瓶の持ち込みは禁止でした!
 
以上3つの関門をくぐりぬければ無事入場できます!しかしあまり待たずに入場できました!迅速な対応に感服!

腹が減っては戦はできぬ!ということで飯です

タイコクラブは比較的行きやすい規模のフェスだと思っていたので、飲食ブースは充実しているのだろうか・・・と心配する気持ちもありましたが、行ってみるとその印象は一変!さすが長野と言わんばかりに自然の恵みたっぷりなフード・ドリンクがたくさん提供されておりました!長時間のバス移動でお腹ペッコペコ・・・エスニックな料理からご当地グルメ、こだまの森直営の食堂で、現地のおばちゃんが作ってくれる家庭的な料理まで、、、至れり尽くせりの充実ぶり・・・!とくに、山奥ならではの『いわなの塩焼き』は絶品でした・・・ジュる・・・
 
ちなみに、朝方になると、朝ごはんメニューが格安で食べられます!スープやお茶漬けなど、お腹に優しいメニューが各店舗で販売されていました。狙い目です。

さ!腹ごしらえが済んだら早速音楽を浴びに行きましょう!

taicoclubのステージは主に2つ!まずはこの日のために設けられた『特設ステージ』!このステージ、サウンドシステムにとことんこだわっていて、重たい低音がドスドスと気持ち良く体に刺さります!こちらのステージでのパフォーマンスは激しめな音楽が多い印象でした。そしてもう一つはこだまの森が所有する『野外音楽堂ステージ』!もともとあるステージにこの日のためのスペシャルな装飾を施した豪華なステージです。半円形の場所で、ステージに向かってすり鉢状に傾斜になっているところが特徴、どこからステージを見てもアーティストがしっかり見えます。身長低めな方も安心です。地面は芝生なので、寝転んでゆったり音楽を楽しむこともできます。こちらはどちらかというとスローテンポな音楽が多く演奏されていたように感じました。
 
また、これらとは一線を画す、RBMA(RedbullMusicAcademy)の特設ステージ『Red Bull Music Academy Presents Deep Ambient Forest』。こちらでは、実験的でdeepなサウンドがredbull片手にひっそりと楽しめます。ブース内のクールな装飾にも注目でっす!

その誰もが体験したいであろう『作曲』にまつわるワークショップ

正真正銘の音楽ファンが集うtaicoclubでは、その誰もが体験したいであろう『作曲』にまつわるワークショップが開催されていました。一つめはYAMAHAが主宰する『ヤマハのえんがわ』こちらではミュージックシーケンサーTENORI-ONを利用してセッションをしてみるワークショップが行われていました。音楽の知識がない人でも、視覚的に作曲体験ができるTENORI-ON。様々なモードが用意されており非常に簡単に音楽が組み立てられ、それゆえ16×16マトリクスからは想像もつかないほど自由な音の組み立てができているなと感じました。さらに各ボタンに組み込まれているLEDがユニークに点灯することで視覚的に演奏を盛り上げてくれます!2台をsyncさせたセッションも楽しかった!さすが日本が誇る楽器メーカ・・・恐るべし・・・話題のrefaceシリーズ(シンプルなインターフェースにより直感的に音を作ることができる小型シンセサイザーシリーズ)も体験が可能でしたので、小一時間あそんでしまいました・・・音楽ってやっぱ楽しいなぁ・・・ウンウン・・・
 
もう一つは、スウェーデン発の電子楽器メーカー(最近はインスタントカメラも作ったりしてる)、teenage engineeringのPOシリーズ体験ブース!teenage engineeringといえばOP-1という多機能ポケットシンセサイザーで有名ですが、今回のPOシリーズもこだわり抜かれたプロダクト!個人的に押しポイントであるポップでかわいいUIとビビッドな配色のノブやボタン!こんな機材をみて心踊らないわけはありません・・・!早速拝借!ぴこぴこぴこ・・・・・・おお・・・おぉお・・・なるほど・・・みるみるうちにビートが出来上がって行くではありませんか・・・!16ステップのシーケンサで、16パターンのループを作成でき、16種類のエフェクトを使い分け演奏することが可能なPOシリーズ、現在は7種類販売されており、最新機種のPO-32 tonicはアプリケーション(microtonicというソフトウェアシンセサイザー)でカスタムした音色を音声信号で本体に送信することでオリジナルのサウンドを持ち運ぶことができるのだとか!基盤一枚から始まるワクワクがこの中にはぎゅっと凝縮されていて、電子回路むき出しでもしっかりとデザインされた筐体に男心をめちゃくちゃにくすぐられました・・・
 
来場者までもがプレイヤーになれる。それがtaicoclub。気持ちよくさせていただきました。

音楽の先にあるものをしっかり体現しようとしている、そんな場

昼間から躍り狂う方や、常に芝生に寝そべって過ごしている方がいたり、子供と大人が森を駆け回っていたり、ゆったりとした雰囲気が特徴的だったtaicoclub。食堂へ行くと地元のおじいちゃんおばあちゃんがおしゃべりをしていたり、おなじく食堂のおばちゃん達がオフィシャルTシャツを着て出迎えてくれたり、その土地の方々にも大変親しまれていました。大きなロックフェスだと来場者も多く、「次はこのアーティストを見て、その次は・・・」というようなタイムテーブルありきなちょっとせわしない過ごし方になってくると思う(なんか東京の暮らしみたい笑)のですが、taicoclubの場合は、来場者それぞれが音楽を聴きに来ていると同時に、それぞれの休日をゆったり楽しんでいる印象でした。音楽が形作ってくれる空気や時間がここにはあって、音楽の先にあるものをしっかり体現しようとしている、そんな場であると感じました。

おわりに

vordermagazineとしては珍しい感じの記事だったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございます・・・!そんなtaicoclub、来年がラストイヤーであります・・・この主催者さまのインタビューをまとめたこの記事も読んでいただきたい(SILLYさんへ飛びます)毎年参加してるよ!って方はもちろん、まだ参加したことがない方も、この記事を読んでラストタイコに参加してみては?
 
※taicoclub18の情報もオフィシャルサイトでは公開されているので興味を持たれた方は
ぜひ、この機会にチェック!taicoclub official site

TAICOCLUB’17
会期:2017年5月27日(土)~5月28日(日)
会場:長野県木曽郡木祖村「こだまの森」
LINEUP:
*- Acid Arab (FR)
*- Battles (US)
*- Bibio (UK)
*- cero (JP)
*- クラムボン (JP)
*- D.A.N. (JP)
*- Daphni (CA)
*- Gabriel Garzon-Montano (US)
*- KOHH (JP)
*- Little Simz (UK)
*- MOODMAN (JP)
*- Motor City Drum Ensemble (DE)
*- Mr.Ties (DE)
*- Nick The Record (UK)
*- NONOTAK (FR / JP)
*- Richard Roberts (UK)
*- Shed (DE)
*- 相対性理論 (JP)
*- クボタタケシ (JP)
*- Takkyu Ishino (JP)
*- 黒田卓也 (JP)
*- 水曜日のカンパネラ (JP)
*- yahyel (JP)
*- RBMA presents TWILIGHT ZONE inspired by Bar Nightingale

Text and Photo by Digital Vegital