「坂本龍一 設置音楽展」開催中。ワタリウム美術館にて

4月4日よりワタリウム美術館にて、「坂本龍一 設置音楽展」が開催中だ。「async」は、坂本龍一の8年ぶりの作品として発表された作品。本イベントは、坂本龍一の「良質な環境で音楽に向き合ってもらえたら」という思いからスタートした。

本作「async」が「映像喚起力の強い音響作品である」という点から、5.1ch サラウンドを、坂本龍一が最も信頼するムジークエレクトロニクガイサイン製スピーカーにて再生するインスタレーション空間を、長年のコラボレーターである高谷史郎(空間構成・映像)の手を借りて、メイン会場二階に提供することになっている。3階はこのアルバム制作が行われたNYスタジオとプライベート空間の24のイメージとサウンドによるインスタレーションをNY在住のアートユニットZakkubalanが制作。4階はタイの映像作家アピチャッポン・ウィーラセタクンが坂本の2曲に合わせた新作映像を発表。
 
それぞれ3フロア・3人のコラボレーターによる映像作品のために坂本龍一は全く異なる設置音楽の空間を作り上げており、多種多様な音と音楽が変化する異なる空間環境を作り上げ、音の豊かさと可能性を示唆している。
 
「async」の世界観とともに、ぜひこちらの展示会も足を運んでいただきたい。

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坂本龍一
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坂本龍一「設置音楽展」
会期:2017年4月4日(火)-5月28日(日)
会場:ワタリウム美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
休館日:月曜日
開館時間:11時より19時まで[毎週水曜日は21時まで延長]
入場料:大人1,000円,学生500円(25歳以下),70歳以上の方700円
ペア券:大人:2人1,600円
主催/会場:ワタリウム美術館 2階、3階、4階
共催:Commmons I AVEX ENTERTAINMENT INC./ Kab Inc.
 
協賛
株式会社イースタンサウンドファクトリー、グラフ、
ソニービデオ&サウンドプロダクツ株式会社、
ソニーマーケティング株式会社、順不同
 
協力
LEXUS
株式会社一九堂印刷所
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパン株式会社
坂本龍一 Ryuichi Sakamoto
1952 年東京生まれ。
1978 年「千のナイフ」でソロデビュー。同年「YMO」を結成。
散開後も音楽を中心に海外に拠点を移し多方面で活動。
「戦場のメリークリスマス」で英国アカデミー賞を、「ラストエンペラー」の音楽ではアカデミーオリジナル音楽作曲賞、グラミー賞他を受賞。 常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ており、 またアート界への越境も積極的に行っている。
2014 年 7 月、中咽頭癌の罹患を発表したが、1 年に渡る治療と療養を経て2015 年、山田洋次監督作品「母と暮せば」 とアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作品「レヴェナント: 蘇えりし者」の音楽制作で復帰した。
森林保全活動「More Trees」、脱原発啓蒙イベント「NO NUKES」、そして「東北ユースオーケストラ」の音楽監督として東日本大震災の被災三県(岩手県・宮城県・福島県)出身の子どもたちとの音楽活動など、社会的な問題への積極的関与も継続している。

image via ワタリウム美術館