アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」ICCにて

1月14日からNTTインターコミュニケーション・センターICCにてアート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」がはじまる。アート+コム(ART+COM)は、ドイツを拠点に活動するビジネスや科学研究などの分野において、デジタルメディアを用いたインスタレーションや空間の設計・開発を手がけてきた組織で、今回は、真鍋大度と石橋素が主宰する部門として同社内に新設されたライゾマティクスリサーチとともに、「ポエティクス(詩学)」「ストラクチャー(構造)」をキーワードに、両者が手がけたメディアアートを展示する。
 
両者は、空間デザインやエンターテインメントの領域を結びつけ、広くメディア・アートが基盤としてきたテクノロジーによる表現を社会の中で機能させる実践を行なっているという共通点を持ち、アーティストやデザイナー、プログラマー、プロダクト・デザイナーといった職能、あるいは、建築、数学、工学などの多様なバックグラウンドをもつスタッフ。そして、リサーチ(研究開発)セクションを設け、そうした活動の中から、技術的な開発やアップデートを自身の手で行ない、新しい芸術表現を生み出していくということでも共通している。
 
本展示では、両者の作品の特徴を,プログラムによる光や映像と動きや運動をともなう実空間での物質的な現前の融合ととらえ,そこから「光と動き」という要素を抽出している。ぜひ、この機会にご注目いただきたい。

美術手帖 2017年1月号
美術手帖 2017年1月号

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美術出版社 (2016-12-17)
アート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』
会場:NTTインターコミュニケーション・センター
東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー 4階
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)、2017年2月12日(日)
会期:2017年1月14日(土)〜3月20日(月・祝)
時間:11:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
※金曜日、土曜日は開館時間延長、11:00〜20:00
入場料:一般・大学生:500円(400円)
※高校生以下無料
※料金は消費税込み、( )内は15名様以上の団体料金。会期中1回限り、再入場可能。
アート+コム
1988年に社団法人アート+コムとして設立され,1998年に非上場株式会社化.ニュー・メディアを用いたインスタレーションや空間を設計・開発し,ビジネス,文化,研究などの分野において,世界中にクライアントをもつ.メディア・デザイナー,メディア・アーティスト,プログラマー,科学者など多様なバックグラウンドをもつスタッフを擁し,彼らの学際的なチームによってプロジェクトが進められる.アート表現や,複雑な情報を双方向的にやりとりするための手段として新しい技術を用い,絶えず技術を向上させ,空間的コミュニケーションやアートのための技術の潜在力を追究している.
 
ライゾマティクスリサーチ
真鍋大度(メディア・アーティスト/プログラマー),石橋素(エンジニア/アーティスト)が主宰する株式会社ライゾマティクス内の部門.メディア・アート,データ・アートといった研究開発要素の強いプロジェクトを中心に扱い,ハードやソフトの開発から,オペレーションまでプロジェクトの全工程に責任をもち,人とテクノロジーの関係について研究し,様々なクリエイターとのコラボレーションワークを実践していくため,会社設立から10周年を迎えた2016年に設置された.

image via 真鍋大度+石橋素 rate-shadow 2016(参考図版、パリ日本文化会館「創意のランドスケープ」展展示風景) Photo by Motoi Ishibashi(Rhizomatiks Reasearch)