インターネットを通して新しいポップカルチャーが見えてくる。音楽を通して新しいアジアのイメージを体感する「Liquid Asian Pop Scene」

10月15日に、アーツ千代田3331にて、トークイベント「Liquid Asian Pop Scene-日本・フィリピン・アメリカ:漂流するアジアとポップカルチャー」が開催される。このイベントは、国際交流基金アジアセンターによる、アジアの次世代のポップカルチャーシーンを紹介するため、フィリピン、アメリカ、日本のアーティストを招いたトークイベント。
 
現在の音楽の制作環境の変化や、YouTube、SoundCloudといったストリーミング環境によって広がる新たな音楽シーン。そこには既存の音楽産業に留まらない、多様なコミュニティと国際的に広がるネットワーク、さらにはファッションやビジュアル、イベントと相互に影響し合うムーブメントが存在しているのは、ご存知のとおりだろう。今回、文化庁メディア芸術祭20周年企画展「変える力」のオープニングにあわせ、連携企画として開催するトークイベント「Liquid Asian Pop Scene-日本・フィリピン・アメリカ:漂流するアジアとポップカルチャー-」として、インターネットを共通基盤とした国際的な音楽の制作・発表状況、ネットレーベルの活動と関係性を紹介し、インターネットの発展以降にある同時代の文化形成について考察する。各々の文化がどのように需要され、影響を与え、さらには昇華されているのか――。アジアの多様なポップカルチャーの影響を読み解くことで、インターネットという共通基盤からひらかれる、アジアにおける同時代のカルチャーシーンを紹介していく。
 
登壇者に、tomadtofubeatsMeishi SmileMoon MaskTORIENAを迎え次世代の日本とアジアの音楽シーンについて考えるこのトークセッション。ぜひこの機会にご注目いただきたい。

「Liquid Asian Pop Scene-日本・フィリピン・アメリカ:漂流するアジアとポップカルチャー-」文化庁メディア芸術祭20周年企画展「変える力」連携企画
日時:2016年10月15日(土)17:30~20:30
会場:アーツ千代田3331 体育館
東京都千代田区外神田6丁目11-14
参加費:入場無料(事前申込制)
申込方法 ・チケット申込サービス「Peatix」をご利用ください。
http://ptix.co/2dksGm1
※個人情報の取り扱いにつきましてはPeatixの利用規約に同意いただいた上でお申込みください。
言語:日英同時通訳
主催:国際交流基金アジアセンター
登壇者
tomad オーガナイザー、DJ、Maltine Records主宰 [東京]
2005年、当時15歳でインターネットレーベル「Maltine Records」を開始。これまでに150タイトルをリリース。同レーベルは、「The Japan Times」「MTV81」などの国内外のメディアでも紹介され、ダンスポップミュージックの新しいシーンと、東京の同時代のイメージを象徴する存在として注目されている。近年には、中国やニューヨークでもイベントを開催し、海外アーティストの楽曲リリースも多数。2015年には設立10周年を記念し、レーベルの活動をまとめた「Maltine Book」(スイッチパブリッシング)を刊行。現在は、アパレルやアイドルとのコラボレーション、楽曲のリミックス等も手がけている。
http://maltinerecords.cs8.biz
 
tofubeats トラックメイカー、DJ[神戸]
学生時代からインターネットで活動を行い、様々なアーティストのリミックスやプロデュース、楽曲提供を行う。2013年にはアルバム「lost decade」を自主制作にて発売し、同年秋には自身の名義でワーナーミュージックジャパンからメジャーデビュー。森高千里、藤井隆、Dream Ami等、数多くのゲストを迎えて楽曲を制作し、これまでに2枚のメジャー・フルアルバム「First Album」「POSITIVE」をリリース。またプロデューサー、リミキサーとしても活躍し、SMAP、平井堅、Crystal Kayのリミックスやゆずのサウンドプロデュースを手がける。その他BGM制作、CM音楽等のクライアントワークや数誌でのコラム連載等、活動は多岐にわたる。
https://tofubeats.persona.co/
 
Meishi Smile ミュージシャン、ZOOM LENS主宰[アメリカ・ロサンゼルス]
ロサンゼルスを拠点に活動する中国・日系アメリカ人のアーティスト。「Meishi Smile」という名義で2010年よりエレクトロニックミュージックを発表。日本のポップミュージックと実験音楽の両方に影響を受け、時に耳障りなノイズミュージックからエモーショナルなポップスまで幅広いサウンドを展開する。またアメリカとアジアを中心に多数のアーティストが所属する実験的ポップカルチャーレーベル「ZOOM LENS」を主宰し、世界中の才能を発掘。さらに、日本のポップカルチャーや音楽を支援するイベントにも携わる。2015年には2作目となるアルバム「…Belong」で日本デビュー。
http://meishismile.com/
http://zoom-lens.org/
 
Moon Mask(fka Ulzzang Pistol) ミュージシャン[フィリピン・マニラ]
日本のポップカルチャーやKポップをはじめとする東アジアにある多様なイメージから影響を受け、それを独自に昇華する楽曲を発表。繊細なエレクトロニックサウンドに、英語、広東語、韓国語、タガログ語、日本語という言語を駆使し、サウンドと言葉が溶け込むようなドリーミーかつ斬新な表現を特徴とする。Ulzzang Pistolの名義で2作のアルバム「Waste」「Girlfriend」を発表し、様々なトラックメイカーや歌手とのコラボレーションも多数。また、歌詞の世界観や言語から誘発する物語性を含んだアニメーションや実写によるMVも印象的。ジャンルや地域の異なるアーティストとオンラインで楽曲やMVを製作し、発表している。
http://zoom-lens.org/moonmask.html
 
TORIENA サウンドアーティスト、MADMILKY RECORDS主宰 [京都]
ゲームボーイ実機とDTM(Little Sound Dj)を駆使し、チップチューンというジャンルの音楽を製作するアーティスト。2012年から作曲とライブ活動を開始し、日本初のチップチューン専門レーベル「MADMILKY RECORDS」を主宰。サウンド(作詞・作曲・編曲)とアートイメージ(イラスト・デザイン)を全て自らで手がけるセルフプロデュースで活動し、ポップでハードなサウンドと、激しいパフォーマンススタイルが特徴。Square Sounds Melbourne 2015(オーストラリア)やLucca Comics & Games 2015(イタリア)にも出演し、2015年にはヨーロッパ4公演のツアーを行うなど、海外でも勢力的に活動。コナミ社、カプコン社の音楽ゲームにも楽曲提供などを行っている。
http://www.toriena.net/